肘内障(子供の腕が抜けた) ~院長の症状ブログ~

こんにちは

菩提町 やまもと鍼灸整骨院院長の山本です

こどもの腕が抜けた!!

お子様が小さい頃、よくあるケガです

これは肘内障と呼ばれるもので

幼小児から小学校に入るくらいまでのお子様に多く発生しますが

いわゆる大人の脱臼のように骨自体が外れるわけではなく

肘の靭帯の亜脱臼なので、後遺症の心配や長期治療が必要なものではありません。

どんな時に起こるか
お子様の手を強く引っ張った際や、寝転んでいるお子様の腕を引いて起こそうとした際などに起こりやすいです。

肘内障を起こすとお子様は痛みを訴えるとともに腕を動かさなくなります。

ここで気を付けてお子様を観察してください

1 肘内障は基本的に腕を引っ張った際に起こります。
   → 高所から転落したとか転倒して腕を強打した際などは別の障害(骨折など)の可能性があります
2 肘内障になるとお子様は腕を動かしたがらなくなります
   → 腕を挙げることができたり、痛めたほうの手で物をつかんだりできる場合は他の障害の可能性があります

とはいえ ご安心ください
小さなお子様が突然痛いと言って腕を動かさなくなった場合、多くは肘内障です
肘内障はズレた靭帯をもとの位置に戻せば簡単に治ります
先ほども述べたように後遺症の心配もなく、治療にかかる時間も数分程度(早ければ数秒)です

早めに処置したほうが整復処置が簡単に早くできます。長時間放置しておくと整復されにくくなる場合があるので
おかしいなと思ったら 早めにご受診ください





椎間板ヘルニア ~院長の症状ブログ~

こんにちは

堺市東区菩提町 やまもと鍼灸整骨院院長の山本です

本日は「椎間板ヘルニア」について

よく聞く病名ですが皆様はどんなイメージですか?

腰が痛くなる、足がしびれるってよく聞きますよね

「椎間板ヘルニア」とは

首から腰まで24個ある背骨、一つ一つの間にある椎間板という軟骨が

破綻している状態です。椎間板は線維でできた軟骨で、この線維が

破れて中にある髄核という梅干しの種のようなものが軟骨の外に飛び出します

この飛び出した髄核が神経を刺激して痛みやしびれを引き起こします。

通常 頸椎・腰椎に発症します。

ここで、よくある勘違い

1.ヘルニアはレントゲンを撮ればわかる → ×

椎間板は軟骨なのでX線にはうつりません。背骨の間隔の広さで想像することは出来ますが、神経がどの程度圧迫されているかなどの詳細は特にわかりません

2.ヘルニアは手術をすれば治る、手術をしないと治らない → ×

手術をしても椎間板は元通りには戻りません。ヘルニアの手術とは椎間板から漏出した線維や髄核を取り除く手術です。これが大きな障害の元となっている場合は手術により症状がかなり軽減することはあります。
但し、統計上90%の椎間板ヘルニアは保存的治療(手術をしない)で改善するといわれています。

3.ヘルニアを治す薬がある → ×

残念ながらヘルニアに限らず、骨や軟骨・関節・筋肉の障害などを治す薬はありません。
ヘルニアの場合、痛み止めの処方が中心になっています。良く処方されるのはリリカというお薬です

4.ヘルニアは中年以降の病気である → ×

ヘルニアは中年や高齢者の病気ではありません。頸椎ヘルニアは60歳以降になる事が多いのですが腰椎椎間板ヘルニアが起こりやすいのは実は20、30歳代なんです。若いからまだ大丈夫!ではありません。

ヘルニアの事正しく知っていましたか?

色々書いてきましたが、もう一つ大事なポイント

手術をした方が良いヘルニア → 脊髄性のもの・・・両足に痺れが来る、階段の上り下りが不自由など
                高度の神経障害があるもの ・・・ 明らかに痛い方の足の筋肉が痩せてきている
こうしたものは精査の上、手術を選択するべきだと思います

但し、それ以外のものは手術なしでも改善していく事が多いんですよ。

まだまだ細かく言うとキリがないのですが、ヘルニアを持っている人はたくさんいます。

ヘルニアがあっても症状の出ていない方もいます。

要は背骨の周囲環境を整えてあげれば

多くのヘルニア症状は改善します。

なので、もしあなたが腰痛や足の痺れなどでお悩みなら

まずはしっかり診察して状況を把握し、適切な施術を行うことが重要です

是非、当院にご相談ください。

当院では初めにしっかり問診検査を行い、必要な施術を説明いたします。

また、高度障害の場合、専門病院をご紹介いたしますのでご安心してお越しください



五十肩 ~院長の症状ブログ~

菩提郵便局の隣り やまもと鍼灸整骨院の院長 山本です

院長の症状ブログとして色々な症状について書いていきたいと思います

「五十肩」

よく、四十肩とか五十肩とか言われますが

実際どんな病気なのか意外と知らない人が多いんです

一般的には四十肩とは言わず、年齢にかかわりなく五十肩と呼ばれます。

そしてこの五十肩にはちゃんと定義があります

「原因不明で、肩の疼痛や運動制限をきたすもの」

50歳くらいで肩が痛くなったら 「五十肩」 ではありません

例えば「転倒して肩を打った」とか「手を強くついた時に肩が痛くなった」「物を持ち上げるときに肩が痛くなった」

などといった場合は「五十肩」ではなく別の障害の可能性が高いんです。

「以前から肩に違和感があったけどだんだん痛くなってきた」「急に腕が挙がらなくなった」「夜中に肩がうずきだした」

などが「五十肩」の典型的な症状です。

原因不明と書きましたが、肩の関節内に起こる微少な障害が起因になっているといわれています。

そして関節可動域の減少がみられます。いわゆる「結帯、結髪」といわれる後ろに腕を回す動作や

腕を上にあげる動作などが主に障害されます。

ここで注意していただきたいこと

この「五十肩」    症状の出方にも段階があります

そして、その段階によって治療の仕方も変わってきます。

「五十肩」の症状

1.炎症期 ・・・ 急な痛みが出だす時期で腫れた感じがある場合も 
2.拘縮期 ・・・ 関節の動きの制限が強くなります
3.回復期 ・・・ 徐々に症状が落ち着いてきます

「五十肩」になると、「しっかり動かさないといけない」「運動しないといけない」って聞きませんか?

でも、炎症期の人が動かしすぎるとかえって痛みは強くなります

「五十肩」ではなく肩まわりの腱の障害なんかの場合も、動かすことで悪くなることがあります

「五十肩」でしっかり運動しないといけないのは拘縮期以降の方です。

そしてこの「五十肩」、70%程度の方が放っておいても3年以内に自然回復します

30%くらいの方は放っておいては回復しません。

我々が治療の際、気を付けるのは

まず本当に「五十肩」なのかどうか

「五十肩」であれば、どの時期の障害か

そして自然回復に要する時間3年以内って長いですよね

この期間をできるだけ短くする!!

「五十肩」は正しく治療していけばどんどん回復していきます。

動く範囲が広がっていき、痛みを感じる程度も少なくなっていきます。

なので、「仕方ない」と放っておかないでくださいね。

「五十肩」は残念ながらお薬では治りません

なので、まずは症状の段階を理解して、運動が必要になれば正しく運動をする、温めるなど

お家でもケアすることは重要です。

が、まずは専門家である我々にご相談ください!

しっかり診察しあなたの症状の原因を突き止め対処いたします





「五十肩」治療を長年やってきて完成した

当院の「五十肩整体」なら、早期に動きの改善が見込めます。

ぜひご相談ください

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